可憐なクラブアップル

今年は蕾が沢山ついたうちのクラブアップルの木。ここ数日の暖かさで、一気に開花が進んだ。
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まだ蕾も一杯あるけど、見事にてんこ盛りに咲いている。
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高い場所の方が陽当たりの良いせいだろう、開花が進んでいる。
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これほど沢山の花をつけたのは初めてだ。あまりにも見事で、言葉を失った。ここの環境に合っていたのかな、それとも合って来たのだろうか。

よくここまでになったと言うか持ち堪えてくれたと思う。虫害に遭ってボロボロになってしまった年もあったし、時ならぬ春の風台風で被害を被った事もある。まだ幹が細かった頃だったので、クラブアップルもエゴノキも太い枝が沢山折れてしまったりもした。

最近では桜の開花よりも心待ちにしているのが、このクラブアップルの花かも知れない。自分で小さな苗から植えた木だから、尚更愛しいのかな。

ハーブやスパイスで手作りした忌避剤を噴霧してやった位で、本格的な手入れなどしてやれなかったというのに、こんなに立派に成長して・・・

こんな私の事ですら、神様は見えない手で色々と助けてくれている、その事の象徴に思える。

だから、何もかもに対して有り難うと言いたい。


折しも、妹が昨日の日記を読んでメールにこう書いて来た。
『クラブアップルも侘助も、ブルーベリーも満天星も持って来てよ。この際高くついても良いじゃない。お金を残す子孫はいないんだから、生きている間の3人の愉しみの為にお金を使おうよ』

そうだね、可能な限り移植したいよ。母の庭に。私の好きな花は、間違いなく妹も好きなはずだし。

だけど残るほどの財産なんか無いし。




昨日、通帳を忘れて出掛けてしまったので、今日また郵便局と銀行の入っているショッピングモールに出向く。やれやれ、着替えるのも髪を梳かすのも面倒なんだけど仕方ない。

時間帯が良かったのか、いつも混んでいる道路も店の駐車場も空いていた。用事を済ませ、昨日は買えなかった「かき菜」を忘れずに買って、早々に帰宅する。やる事が待っているのだ。

それは向かいの空き地の、葛の新芽を刈る事だ。すっかり枯れていると思った昨年の蔓からは、新芽がたくさん出て早くも電柱に巻き付き始めている。

今年も長い闘いが始まる。だけど藪蚊に悩まされずに草刈り出来るのは、あとほんのわずかな期間だろう。そして葛が本格的に伸びるのも、藪蚊に世界が席捲される季節になってからなんだ。

あと何回、放置されたままの空き家・空き地の草刈りをするのかな。こんな時間と手間を、妹の家の庭に掛けたいのに。

by kazue_gomajam | 2019-04-17 23:58 | 植物・自然など

沢山の猫と暮らして来た時代の名残り。2020年10月に夫婦で断行した私の故郷への移住、小さいけれど好きな物に囲まれた終の棲家で送る夫婦の隠居・隠遁の日々、食べる事や庭いじり、布や糸や木での手作り、映画や音楽・絵画、道具たちについてのあれこれ、そして雑多な想いを書き散らしています。1999年から運営していたHPのコンテンツの1つ「猫雑記」を2018年分からはブログ形式にて継続しているものです。


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