苺バター

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[在りし日のジャム:ジャムの写真もっと載せたら?]

だってジャムったら、ママを置いてけぼりにしてあっけなく死んじゃうから悪いんだよ。ずっと生きているものだと信じていたのに酷いよ。

でもいいや、辛くても写真も見るようにするよ。お金かけて復旧して貰ったんだものね、ハードディスクの膨大な画像。


さてと、話題の苺バターを作ってみた。
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市販品を食べた事が無いので、どういうのが一般的なのか解らないけれど、まあ、バターと苺ジャムを合わせたものだから、好きな按配で作れば良いでしょう。

甘いのが好きな人、酸っぱいのが良い人、バターが少しの方が食べやすい人、あくまで苺風味のバターを食べたい人・・・色々あって良いはず。そこが家庭の味というもの。
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ホイップしきれていないバターが、やや粒々と見えていますが、まあ、大した問題ではありません。

それより問題なのは、そういう仕上がりを呼んだ「バターのホイップ作業」そのものです。ここが唯一の苦労だったと言えるでしょう。

バターは室温に戻して柔らかくしておいたものの、100グラムなどという少量だからと侮ってしまい、ハンドミキサーを使わず泡立て器でホイップしたから大変。

昔、お菓子作りをした時にも繰り返し経験した事なんだけど、いざホイップを始めると、先ずは泡立て器の中にバターが全部入り込んでしまう。

それを遠心力を利用して力任せにホイップし続けるのだ。すると、いつの間にかバターは泡立て器から少しずつ飛び出して、ボウルの中で均等に柔らかいクリーム状に変化する。そこに存在するのは、早いか遅いかの差だけだ。

しかし、そういう力業は筋力の衰えた年寄り向きではない・・・と改めて思い知る事となった。この作業だけでも夫にさせればして貰えば良かった。ま、次はハンドミキサーでやりますよ。


安売り(298円)の硬くて小粒な苺を1パック、バター100グラム、グラニュー糖50グラムで作った。標準的な甘さかな?その分量で出来たのが、これくらいです。小瓶に1つと小さなスフレ容器に1つ。
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今回は電子レンジで5分火を通した即席苺ジャムを使った。簡単そのもの。ジャムとしてはゆるゆるだけど、苺が固かったので潰しても形が残っていてプレザーブドタイプのジャムに仕上がった。

ジャムに水分が多くても、ホイップしたバターと少しずつよく混ぜると、ディップ感覚で使うのに丁度良い柔らかさになっている。

焼いた熱々のパンに塗ると、バターが溶けてこんな感じ。
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美味しい。作って良かった。


では、トーストにバターを乗せて溶かし、イチゴジャムを乗せた場合とどこが違うかと言えば、味はあんまり変わりませんね。見た目がピンクで可愛いのと、固いバターよりはるかに塗り易いというメリットがあるでしょう。

いつも苺ジャムをトーストに乗せる訳ではないけれど、市販のジャムより手作りのジャムの方が甘さも自分好みに加減出来るし、安心という事はありますね。しかも安上がりだし。

それに何たってジャム作りは心楽しいんです。保存食づくりは何でも楽しいけれど、ジャムは良い香りと美しい色が楽しめて、それを食べる時にも市販品を食べるより心が弾む気がします。


ところで、苺のヘタを取るのって面倒ですよね。私はナイフを使うのももどかしく、いつも利き手の指先でむしり取っていました。爪を使ってね。汚いと言われるでしょが、加熱する場合だけです。

しかし、そうしていると爪が指先の皮膚からすこ~し剥がれてしまい、1日くらい痛みが続くので困っていました。

そんなとき、どこかで見たヘタ取りの秘術。ストローをお尻から突き刺すだけで、ヘタがボコッと綺麗に取れるんですよね。
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素晴らしい。楽しくヘタ取りをしました、今回。小さい苺だったので、ストローも細いタイプを使用しました。

ストローの中に抜いた分の苺が詰まりますが、時々、私が吸い上げて食べちゃいます。これも美味しい役得です。




明日は定期健診で、朝早くから病院で順番待ちだ。6時半には出発しなくちゃ。

それを考えただけで、今夜は緊張して楽しくない。【ポツンと一軒家】を観たら、寝てしまおうかな。そしたらきっと丑三つ時にはパッチリ目が醒めてしまうだろうな。

やっぱり【CSIマイアミ】くらい観て、それから寝よう。

ああ、行きたくないな、病院、大嫌い。

by kazue_gomajam | 2019-04-14 20:12 | 料理・食べる事

沢山の猫と暮らして来た時代の名残り。2020年10月に夫婦で断行した私の故郷への移住、小さいけれど好きな物に囲まれた終の棲家で送る夫婦の隠居・隠遁の日々、食べる事や庭いじり、布や糸や木での手作り、映画や音楽・絵画、道具たちについてのあれこれ、そして雑多な想いを書き散らしています。1999年から運営していたHPのコンテンツの1つ「猫雑記」を2018年分からはブログ形式にて継続しているものです。


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