雨水の候、霞はじめてたなびく

朝、小雨が降っていた。しかし暖かい。窓から見る遠くの景色が霞んでいる。なるほど雨水の候、霞はじめてたなびく・・・と言う通りだ。
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[ありし日のルス:誰が言ったの?]

う~ん、誰が言ったんだろうね?昔の中国の人かなあ?

と思ってまた調べてみたところ、古代中国で考案された七十二候ではあるが、日本では何度か日本の風土気候に合うようにと、暦学者たちの手で改定が加えられたらしい。

そう言えば、ルッちゃんも春の霞か桜の花のように淡い美しさだったね。
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[ルス:そうよ、美しくて優しいのよ]

へい、解っとりやす。美しくて優しく、そしてダントツに強かったルッちゃん。貴女を看取った時はとても辛かったけど、勇気を与えられた気がするよ。

みんな程度の差こそあれ、ちょっとだけ苦しい思いをしないと死ねない。ミュウもアインもルスも、そしてアンダも最期が苦しかった。

おっといけねえ、こういう話はこれでおしまい。




脱走してニュースになっていたミミズクのミミちゃんは、死んでしまったのね。死因は交通事故と推測されているだけで、特定出来ていないのだろうけど、飼われていたペットにとって、外は危険だらけだという事だ。それは飛べるミミズクだろうが飼い猫だろうが保護猫だろうが、同じ事。

いつもいつも言って来た事、脱走は人災、飼い主の責任なのだ。生きて保護出来れば奇跡なんだと思った方が良い。


可哀想に、つがいで飼われていた親ミミズクから生まれた子ミミズクだというのに、何度も脱走させていた買い主って、どういう責任感をお持ちなのだろう。

わずかなインタビューをテレビで聞いただけでは判断出来ないとは思うけれど、下品な話し方をしていてちょっと驚いた。

外国のペット事情はあまり解らないけど、日本ほど酷くないのではないか。日本ではああいう人たちが動物を飼育しているんだなと思うと、つくづく絶望する。まだまだ心も文化も貧しい民族なんだろうな、日本人は。

私も日本人の猫飼いとして、世界に恥ずかしくないよう、無責任な事だけはすまいと改めて思う。脱走させるようなマヌケは、動物を飼育する資格は無いと肝に銘じた方が良い。

だけど人間は失敗する生き物だ。ついうっかり、無自覚に、ボーッとしていて失敗をしでかす。それは誰にでもむある事だ。

だからこそ、失敗をしでかしたとしても弱い動物に被害が少ないよう、脱走防止くらいきちんとするべきなのだ。それを物理的に徹底しておきさえすれば、ちょっと気を抜いても無事に過ごせるのだ。

子供や年寄りに、脱走させないように注意しろと言っても無理だという事は、誰もが知っているでしょう。精神論では脱走は防げない、物理的な防止策を講じない限り、それは実現出来ないのだ。

私だって、外に通じるドアのあるスペースまで猫が来られる間取りでは、おちおち宅配便も受け取れやしない。うちの子は一度も出たがった事が無いんです・・・と言っていた買い主さんが愛しい猫に脱走されてしまい、捕獲機の貸し出し依頼をして来た実例が一体どれだけ沢山ある事か。

かつてに比べたら脱走防止の概念は広まっているだろうと思うものの、まだまだ多数派がペットの為に犠牲を払う覚悟なんか無いような気がする。

ミミちゃん、怖かっただろうけど、逃げたかったのかも知れないな。死んでしまう前に、ちゃんとした人に保護されて飼育して貰えていたら良かったのに。

実は私だって「ミミズク飼いたい」とずーっと思いながら、それはとても無理だろうと諦めている。私の今回の人生は、猫だけに捧げたのだから。


改めて言いたい。脱走は人災どころか、飼い主の罪だと。

by kazue_gomajam | 2019-02-25 22:34 | 雑感

たくさんの猫との暮らしや思い出、日々の雑感、食べる事などの日記です。


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