ネーミング・オブ・キンピラ

ゴボウって美味しいですよね。最近では牛蒡茶だとか、チョコレートと組み合わせる事も。バレンタインも近いし、また作ろうかな、ゴボウ入りチョコレート。

でも今日はおかずのゴボウ炒め。キンピラと言いたいのだけれど・・・
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子供の頃、キンピラは繊維に添って縦に細長く、細い拍子木切りにするものだと思っていた。でも自活するようになってからの一時期、細い千切りにした繊細なキンピラを好んだ。

だけどちょっと面倒になり、先日太めの千切りにしたところ、歯応えがあって美味しかった。

あれから何日も経っていないというのにますます大雑把でモノグサになり、いっそナナメ薄切りでもいいんじゃないの?と思って、やってみた。

味も作り方もキンピラそのものなんだけど、見た目が私の知るキンピラっぽくない。なのでゴボウ炒めと呼んでみた。

殆ど煮ていない、醤油とみりんの調味液がなくなるまで炒めるという程度にして歯応えを残す。

え~い、面倒だ、これもキンピラでいっか。モノグサになるのも歳のせいか?




それにしても、凄いセンスのネーミングだなあ「キンピラ」って・・・とふと思った。本当は漢字で「金平」なんだろうけど、私はカタカナで書く方がリズムが感じられると言うか、何となく調子良さそうに見えて好きだな。

口に出したら同じ音なんだけど、書き文字の場合、漢字を使うかカナを使うか、それも平仮名にするかカタカナにするかで印象は変わるよね。日本語って楽しい。

「金平」の語源をちょっと調べてみると、坂田の金時(お馴染みの金太郎ですね)の息子「金平(きんぴら)」に由来するらしい。金平は大層な強力で武勇を誇ったらしく、精がつくと言われていた牛蒡や唐辛子を使う力強い料理である事からその名に因んだというのが定説のようだ。

しかし「キンピラ」とは素材を牛蒡に限定せず、唐辛子を効かせた濃いめの味付けで炒めたもの全般を指しているようでもある。私もレンコンでも作るし、コンニャクでも作る。大根や山うどの皮を剥いたら、捨てずにキンピラにすると美味しい。むしろ皮が貴重だ。


そして牛蒡が精のつく食材だとは知らなかった。ではゴボウチョコレートなんて食べたら「鼻血ブー」だな(古過ぎ?)。

昔はチョコレートを食べ過ぎると鼻血が出ると言われたものだ。興奮させる成分があるらしい。西洋では媚薬とも言われていたそうな。

カフェインだテオブロミンだと、脳を興奮させたりリラックスさせたりする成分があるそうだから、適度な量を食べるのはきっと身体に良さそうだ。カカオポリフェノールもあるしね。

だけど犬猫にはチョコレートを食べさせないように。テオプロミンの代謝速度の遅い動物は、中毒を起こすそうだから。酷い時には死に至る事もあるというから、どうかご注意の程。

いや、チョコレートの話ではなかった、キンピラの話だったんじゃないか。

牛蒡のキンピラは、今後いつも作り置きしておきたいと思う。八百屋さんが毎日1本ずつ届けてくれるか、庭に牛蒡が生えていたら良いのにな。

by kazue_gomajam | 2019-01-11 19:25 | 料理・食べる事

たくさんの猫との暮らしや思い出、日々の雑感、食べる事などの日記です。


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